向陽高等学校

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2020.02.20

【看護科】看護観発表会

 2月18日(火)看護科3年生による看護観発表会を行いました。
 看護観とは、「看護師として患者にどのような看護を行うかについての自分の思いや考え」の事であり、看護師としての基本的なあり方や方向性を示すものです。それぞれが3年間の学習や実習を振り返り、そこから得たものを発表しました。

 例えば、「入院患者の親族との会話から、患者が空港で勤めていたことを知ったため、空港が見える場所に連れて行き、空港や飛行機の話をすることで喜んでいただけた。」といった発表がありました。病状だけでなく、患者自身のことをより知ることで「患者の気持ちに寄り添った看護」ができることが伝わりました。

 発表後には西副校長先生より、「自分がどのようなことを大切にして看護にあたっていきたいのか考えることが看護観の第一歩です。今日の発表を聞いて心に残ったことを自分の中で留めるのではなく、行動に移しましょう」と講評をいただきました。

 その後グループに分かれ、発表を聞いて感じたことを話し合いました。自身で考えるだけでなく、学年を超えた仲間からの質問や意見交換をすることにより、更に看護観を深めることができました。