向陽高等学校

理事長あいさつ

創立100周年を迎えるにあたり

 学校法人向陽学園は、2024年に創立100周年を迎えます。
 本学園は、大正13年に前身となる大村裁縫女学校から始まり、先の大戦、戦後の高度成長期、バブル経済、少子高齢化など大きな社会変革を経験し、昭和・平成から、令和へと歴史をつむいで参りました。
 これもひとえに、建学の精神である「奉仕」の下、多くの奉職者の尽力と同窓生の温かいご支援、また保護者ならびに地域の皆様方の本学園教育へのご理解とご協力の賜と、万感の思いが致しております。

 創立100周年を前にした現在、超少子高齢化が進む中、本格的なデータ社会の到来やグローバル競争の激化といった世界規模での大変革期を迎え、それに押されるように「生きる力」がクローズアップされています。
 これに対して、しっかりと今後の社会変容を捉え、本学園における教育の本質を問いながら、これからの社会を生きる若者たちに、真に必要な教育を施し、個性豊かに学ぶことができる学園の姿を求めていきたいと考えております。

 この度、向陽学園創立100周年を迎えるにあたり、教育の更なる充実を目指した記念事業を計画し、広く募金を行うことに致しました。「奉仕の精神」に根付く実業教育により、社会に有為な人材の輩出を「次の100年」に向けても継続できるよう、皆様方には、当学園に向けた一層のご高配とご支援を賜りますようお願い申し上げます。