向陽高等学校

「私の今」 瀬尾 政親

 

 

Q1.向陽高校を選んだきっかけは?
最初はとにかく野球を続けたいと目先のことだけ考えていましたが、幼い頃から可愛がってくれた寝たきりの曾祖母の影響から、介護を通して人助けがしたいと決意。介護福祉士の資格が最短で取得できる向陽高校を選びました。

Q2.高校時代の思い出を教えてください。
実習が充実していて、デイサービスやグループホーム、特別養護老人ホームなど、様々な施設の仕事を体験できました。国家資格の取得に向けて友人たちと切磋琢磨する毎日で、分からない点は先生方に質問しやすい環境でした。印象的なのは修学旅行で、長崎とは違う空気を県外で味わえて楽しかったです。

Q3.現在の仕事内容は?
介護士として、利用者の方の身の回りのケア全般を行います。入浴や食事の補助、レクリエーションの他に、自立支援に向けたリハビリのサポートも担当。日によって同じ方でも体調や気分の波があるので気を配っています。またご家族の方とのやり取りも密にできるよう、日頃から情報収集を心がけています。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
介護福祉士の資格があることで、きちんと給与面でも評価していただいています。また私たちの一つ下の学年から医療的ケアという科目が追加され、喉の吸引作業を学ぶことになりました。せっかくならと夏休みに授業を受けましたが、前職の特別養護老人ホームの夜勤時など、知識と経験が非常に役立ちました。