向陽高等学校

「私の今」  宮脇 瑞枝

 

 

Q1.高校時代の思い出を教えてください
仲良しグループのメンバーで、いつも廊下で悪ふさげしていたのを覚えてます。特に3年次の担任の先生の存在は印象的でした。進路のアドバイスはもちろん、ときには多趣味な先生の人生経験を聞かせていただき、とても楽しかったです。

Q2.現在の仕事内容は?
看護部から現在の診療部に配属されて、3年目になりました。特定行為研修を受講した私は、ここで医師のサポートを行なっています。具体的には、手術後の患者さんの管理や、看護師の教育などです。また、コミュニケーション役として医師と看護師の橋渡し役となることもあります。

Q3.仕事をする上で注意していることは?
自分が学んだことを共有し、チームで患者さんを見ることです。集中治療室のスタッフにはよく「治療の足を引っ張っちゃいけないよ」と言っています。プロであることを意識しながら五感を駆使して、患者さんのお身体の声を聞くことが大切だと思います。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
現在は向陽高校専攻科の授業を担当していて、生徒を前にすると、学生時代の実習での経験や人として大切な学びを思い出します。生徒たちが目標に向かって進むためのサポートをする上で、向陽での学びやこれまでの経験が役立っています。

Q5.これからの目標や夢を教えてください。
私の出発点である集中ケアに関わる教育と学びを、ずっと途切れずに行いたいです。これまで、集中治療認定看護師やクリティカルケア認定看護師、呼吸療法士、緩和ケアなど、様々な分野を学んできました。今後も学びを継続し、それが患者さんやスタッフの役に立てば、とても嬉しいです。