向陽高等学校

「私の今」 井手 はるか

 

 

Q1.高校時代の思い出を教えてください。
実家の池島で保育実習を受けた際、先生がわざわざ船に乗って様子を見に来てくださったんです。手厚いサポートにとても感動しました。また、三年間バスケを頑張ったことも良い思い出です。大変ながらも楽しい練習の中で、今に続く仲間との友情を築けました。

Q2.現在の仕事内容は?
障害児通所支援事業所の管理業務を行なっています。この法人には、ダウン症や発達障害など障害を持ったお子さんの機能を高める訓練(療育)を行う施設が7つあります。それぞれの子に必要な個別の支援計画を立て、スタッフに共有する児童発達支援管理責任者という立場で働いています。

Q3.仕事をする上で注意していることは?
保護者の方の気持ちを聞き、固執したアドバイスや断言はしないよう心がけています。子どもの一番の理解者は母親です。母親の困りごとにしっかり寄り添い、日常の中で少しでもホッとできる時間を持っていただけるよう、家族単位の支援態勢を整えています。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
在学中に保育士資格を取得できたことです。進学し幼稚園教諭の資格に挑戦する際も、スムーズに学習できました。保育士資格はその後の就職にも役立ち、現在の仕事の中でも、向陽で培った保育士精神のおかげで、子どもたちに楽しさを提供できています。

Q5.これからの目標や夢を教えてください。
事業所もたくさん増え、これからは人材の育成に力を入れていきたいです。私だけが志を持っても何も達成できないので、同じ思いを持つスタッフをもっと増やして、児童発達支援事業が広がっていくよう頑張りたいです。