「私の今」 土井 恵三子
Q1.高校時代の思い出を教えてください。
東京のアパレル業界で勤めたくて、できたばかりの服飾デザイン科に入学。外部から講師を招いた専門的な授業が充実していて、とにかく楽しかったです。個性的な友人や先生から多くの刺激を受けて、特に担任の佐藤先生が「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」をビシッと着こなしていたのが印象的です。
Q2.現在の仕事内容は?
東京でデザイナーとして働いた後、地元にUターンして夫と一緒にベトナム料理店を営んでいます。主に接客を担当しながら、メニュー開発やお店の方向性についてなど、二人で対等に意見を出し合っています。服飾業界にいたこともあり、普段から半年先のシーズンを見据えた上で行動する癖がついているようです。
Q3.仕事をする上で注意していることは?
お客さまからの客観的な目線を大切にしています。料理だけではなく、内装や盛り付け、メニュー表など、いろんな要素から“おいしい“という気持ちが生まれると考えています。そうした部分でも自分の力を発揮できればと思います。
Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
卒業後は東京の服飾専門学校に進み、デザイナーという夢を叶えることができました。最初にデザインの楽しさを知ったのは高校時代の授業がきっかけで、自分の人生にとって大きな3年間でした。そしてデザインの仕事をしていた経験があるからこそ、オリジナリティのあるお店の世界観を実現できていると思います。
Q5.これからの目標や夢を教えてください。
オープンから8年経った今でも新規のお客さんが来てくださったり、幅広い年齢層の方々に親しまれて嬉しいです。今後も夫婦二人で模索しながら頑張りたいです。そして自分たちのお店のように個性的なお店が大村市にもっと増えて、地域全体が盛り上がってほしいです。