向陽高等学校

「私の今」 瀬尾 弘道

 

 

Q1.高校時代の思い出を教えてください。
先に福祉科で学んでいた兄が楽しそうに学んでいて、進路を考える中で自然と興味が湧きました。オープンキャンパスで雰囲気の良さを感じて、実際にイメージ通りの学校だったと思います。福祉の専門科目は全員が同じスタートラインから学び始めるので、新鮮な気持ちで取り組むことができました。

Q2.現在の仕事内容は?
介護士として、入所されている方の生活支援を行います。入浴や食事の補助、レクリエーションなど、仕事内容は多岐に渡りますが、コミュニケーションを重ねながら日々の体調や気分の変化を察知します。毎日接する中で、少しずつ自分の名前や存在を覚えてもらえると嬉しいです。

Q3.仕事をする上で注意していることは?
施設では介護士の他に、医師や看護師、栄養士など、様々な職種が連携しています。普段から意思疎通を心がけながら、チームで入所者の方をケアしています。また基本的なことですが、きちんとした言葉遣いに注意しています。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
認知症や障害について学んだ経験は、今の仕事に役立っています。今でも教科書を読み返すことがあります。また就職前に、この施設で実習を行う機会がありました。職員の方々がお忙しい中、熱い思いを持って指導してくださり、自分がもっと成長できる環境だと考えて採用に応募しました。

Q5.これからの目標や夢を教えてください。
最初は失敗が多く周囲に迷惑をかけてしまいましたが、そうした経験を自分の糧にして介護の仕事を極めていきたいです。今年はケアマネージャーの資格を受験して、今後は社会福祉士などの資格も取得したいと思います。そして将来的には、生まれ育った諫早市に恩返しできるよう、もっと地域に出て活躍したいです。