向陽高等学校

「私の今」 田中 圭他

 

 

Q1.高校時代の思い出を教えてください。
お菓子作りを一から教わる中で、何気なく食べていたお菓子にどれだけ手間がかかっているのか改めて知ることができました。印象的なのは、プロの講師の方が直接ケーキ作りを教えてくださる製菓実習です。人生の先輩から貴重なお話を聞くことができて、パティシエという仕事が具体的にイメージできました。

Q2.現在の仕事内容は?
製菓に携われる勤務先を探す中、オープニングスタッフを募集していた縁で入社しました。パティシエとして、主にプリンや焼き菓子の製造を担当しています。他にもケーキのデコレーションなど、新しい作業にも挑戦中です。日々一歩ずつ上達を実感できる仕事で、やりがいがあります。

Q3.仕事をする上で注意していることは?
材料の混ぜ方や焼き方で出来上がりが大きく変わるので、一つひとつ丁寧な作業を心がけています。焼き菓子担当として勤務年数を重ねる中で、以前より細かな工程をスムーズに進められるようになったと感じています。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
食品衛生学や栄養学、公衆衛生など、座学で基礎知識をきちんと学ぶことができた経験が役立っています。もちろん店舗で働き始めると教科書通りにはいきませんが、事前に知識があることで、新しい作業にも対応することができました。高校ではテニス部で活動して、充実した高校生活でした。

Q5.これからの目標や夢を教えてください。
独立して店舗を持つことにも憧れますが、まだまだ学ぶことや課題がたくさんあります。今は目の前の仕事に精一杯取り組みながら、もっといろんな技術を身につけたいです。そしてもっと安定した品質でおいしいお菓子が作れるよう、さらに努力を重ねていきたいと思います。