向陽高等学校

「私の今」 生島 桃花

 

 

Q1.高校時代の思い出を教えてください。
陸上競技に打ち込んだことです。入学当時、高校に陸上部はなかったのですが、先生方の手厚いサポートや他校の練習協力のおかげで、三年間好きな競技を続けることができました。看護の勉強との両立は大変でしたが、したいことができる喜びを感じる日々でした。

Q2.現在の仕事内容は?
HCUは、心停止の方や術後の方、生死をさまよう状況の方など急性期の患者さんのケアをする場所です。血圧の薬の調整や酸素の値の評価など、一つひとつの管理や看護が命に直接関わってきます。ルート類が外れていないか、指差しをしながら、何度もしっかり確認しています。

Q3.仕事をする上で注意していることは?
意思疎通のとれない状態の方も多いので、患者さんの出す小さなサインに気づけるよう日頃から注意しています。話すことができない方には、文字盤を使ったり、表情を読みとったりして、思いをすくい上げる細やかなケアを心がけています。

Q4.向陽で学んだことで卒業後に役立っていることは?
個別性を持った看護をするよう何度も教えていただきました。同じ病気であっても、患者さんの性格や環境、考え方、治療方針の希望などは様々です。家族背景や退院後のことまで考えた看護をしながら、学んだことを生かしています。

Q5.これからの目標や夢を教えてください。
資格取得に向け、現在勉強中です。また、勉強したことを人に教える際には、根拠までしっかり伝えられるよう、教える力も身につけていきたいです。今後はリーダー業務も始まるので、患者さんの情報をすべて把握した上で、それぞれに応じた指示が出せるよう頑張ります。