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“とある彼女は、どの高校にもまだ「決め手」を持てずにいる。成績はまぁお世辞にもいいとは自分では言えないかもしれない。
進路の話になると目をそらす。「別に、どこでもいい」「なんとなく、・・高校かな」。
口には出すけれど、本心ではわからない。本当に、自分がこの先、どこに向かえばいいのか。何を大切にして、どんな人生を描けばいいのか。
誰にも、まだ教わっていないだけなのかもしれない。自分に向き合えなかっただけなのかもしれない。”

これからお届けしていくブログは、そんな「まだ見ぬ誰か」のために綴りたいと願いました。
向陽高校は、ただ勉強を教える場所ではありません。自分の手で何かをつくる。仲間とぶつかりながら考える。知らない誰かに「ありがとう」と言われる体験の機会がある・・・。
経験を通じて人間力を育み、社会とつながる確かな力を、自分の手でつかみとる。向陽高校の教育は、そんな「生きた学び」の積み重ねでできています。
オープンスクールでは語りきれなかったその姿を、全3回のブログでお伝えしようと思います。

どの高校に進むかではなく、どんな学びで自分をつくるかを考えるきっかけとして。あなたの迷いに、まっすぐ届く言葉でありますように。