向陽高等学校

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2025.12.22

【看護科】5年一貫教育の強み!看護科合同演習で学ぶ『環境整備と危機予知』

先日、看護科1年生と2年生による合同演習を実施しました。今回のテーマは、看護において極めて重要な『環境整備』です。

演習では、実際の看護場面を想定し、『KYT(危機予知トレーニング)』を取り入れています。意図的に乱されたベッド周囲の環境をチームで確認・整理する活動に取り組みました。

演習中は、生徒同士が活発に声を掛け合い、「どこに危険が潜んでいるのか」、「安全で快適な療養環境のために何が必要か」などを多角的な視点で考え、環境整備を実践しながらその重要性を深く実感する体験的な学びにつながりました。特に、2年生は先日の臨地実習の経験を振り返りながら参加したことで環境整備の重要性を改めて実感していたようです。1年生にとっては、これから始まる実習に向けた具体的なイメージと新たな気づきを得る貴重な時間となりました。

このように、学年間で協力し合いながら学びを深められるのは、5年一貫教育の大きな魅力のひとつです。今後も、生徒同士が刺激し合い、ともに成長できる学びの場を提供していきます。