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　12月9日(月)福祉科は、全学年で介護実習報告会を行いました。

　向陽高校の福祉科では、３年間で約60日間、施設での介護実習を行っています。この日は、3年生が「介護課程について」や「利用者様との関わり･支援について」など3年間の実習で学んだことを発表しました。介護職員としてだけではなく、社会人として大切なことなど、実際に現場に出たからこそ学べたことがたくさんありました。

　１･２年生は、先輩方の話をメモを取りながら真剣に聞いていました。ぜひ、3年生の体験談や｢後輩へのアドバイス｣を生かして、これからの実習をより充実したものにしてほしいと思います。

　また、事前に投票を行っていた福祉に対する思いを「五七五」にのせての表彰も行われ、「ありがとう 心を繋ぐ 合言葉」という作品の上瀧さんが最優秀賞に選ばれました。どの作品も優しい気持ちのこもったすてきな作品が並びました。

　最後には「人を大切にする」というテーマで一言ずつ書いた動画を観ました。３年生の一人ひとりの想いと、先生方からのメッセージ「たくさんの人に支えられて 今のあなたがいます すべての出逢いに ありがとう」という感謝の気持ちを忘れず、それぞれの道を歩んでほしいと思います。国家試験という難関をみんなで乗り越え、卒業までの残された時間を大切に過ごしましょう。