言語療法学科1年「言語聴覚障害学概論:研究発表会」②

こんにちは!長リハ広報部です★

先日お伝えした、言語療法学科1年生の研究発表会。

今回は各グループと指導教員、研究テーマをご紹介したいと思います。どうぞ!!☟☟☟

*学生さんが、自身のおばあ様のために理想のバリアフリーハウスを検討。その内容を研究した発表でした。学生さんはこのために『住環境コーディネーター』という資格を取得されたとか!!!驚 

難しいテーマだったと思いますが、理想に近づけるためには、STだけでは難しく、多職種との連携が必要だと感じた内容でした。

 

*「イクメン」ということばの認識と実際はどうなのか?今回は「育児」に焦点をあてて、色んな情報データや、色々な立場の方に調査を行い、興味深い結果と考察でまとめあげてくれました!情報の集め方に課題はありましたが、エビデンスを意識した情報収集につながる一歩になったと思います。

 

*リハ3職種の中で、一番数が少なく、まだまだ数が足りていない言語聴覚士。その理由を「認知度の低さ」と考え、高校生を対象に認知度を調査してくれました。また、認知度をあげるためにどんな手段を使っていくことが有効か?まで考察し、STの専門性も折り込んでくれた内容で、教員にとっても興味深いものでした~!

 

*「おっ?」と思わせるタイトル。内容は「声が与える印象」についての研究でした。この班は唯一、「実験」を行ってくれたグループ!予測と実際の結果を比較して、考察してくれていました。実験デザインに課題はありましたが、「実験」の難しさと奥深さを実感、他学生にも伝えてくれた内容でした。

 

ADHDが実際どの位身近にいるのか、保育園での支援方法、保育士とSTの連携に関して、保育実習先だった保育園にアンケートを行った研究でした。得られた情報は、教員の指導にも熱が入りまくる貴重なものでした!!結果や考察も時間をかけてまとめあげてくれ、専門性の高い内容となりました。

(ご協力頂きました各保育園様には、後日紙面にて研究結果をご報告させて頂く予定です)

 

*将来従事する分野を考える上で、学生や現役の言語聴覚士に調査を行った研究でした。成人と小児の分野どちらで働くか決める必要はありません(決めたからと言ってもう一方で働けない訳でもありません)。しかし、現役STの先生方の意見は貴重でしたね!学生の学年ごとでの考えの違いも興味深いものでした。調査を通して、メンバーの考えも刺激されていたようでした

 

気になる研究テーマはありましたか?

この体験が、将来役に立つことを期待しております。