2026.01.16
「理学療法治療学持論」の授業で、ウィメンズヘルスケアについて学びました。
今回は、二次救急病院の現場で10年以上ウィメンズヘルス理学療法に携わっている先生を外来講師としてお迎えし、2日間にわたって「ウィメンズヘルスケア」をテーマに授業を行っていただきました。
ウィメンズヘルスは女性特有の体の構造や役割、性差に注目した大切な医療分野です。
女性は、関節・筋肉の緩みにより産前産後に腰痛や排尿に関するトラブルが起こることがあります。また、月経不順や無月経に悩む人、加齢によっての様々なトラブルなどが起こりがちです。そして、骨盤の広さや関節の柔らかさ、骨量・筋肉量の少なさなどからスポーツ分野でも女性特有の障害が起こることがあります。
講義では、女性のライフステージと身体の変化、スポーツとの関わりについて、臨床経験を交えながら分かりやすく解説していただきました。
理学療法士として、女性特有の身体の特徴を理解することの大切さを学ぶ時間となりました。
実技では学生同士がペアになり、肩甲骨の高さの違いや左右の腕の上がり方の差などを実際に触れて確認しました。
解剖学の授業で学んだ知識をもとに身体を評価し、「なぜ左右差が出るのか」「どこに着目すべきか」を考えながら取り組みました。
また、肋骨の位置を確認する方法など、臨床につながる評価のポイントについても丁寧に指導していただきました。
授業中は先生がすべてのペアを回りながら、一人ひとりの手の当て方や視点について細かくアドバイスしてくださり、理解を深めることができました。
今回の授業を通して、ウィメンズヘルス理学療法が、解剖学や運動学の知識を土台に成り立っていることを、実技を通して実感することができました。