2019.10.23

2019年度 中学生スイーツ体験教室 ご参加のお礼

2019年10月20日(日)に中学1・2年生とその保護者を対象としたスイーツ体験教室を実施しました。
たくさんの中学生や保護者の皆様にご参加頂きまして、誠にありがとうございます。


講師として、ケーキ&ティールーム「シェリール」のオーナーシェフである鈴木陽子先生に来ていただきました。


本日は、スフレバニーユをつくります。

まず、鈴木陽子先生に皆さんの目の前で作り方を教えていただきました。

その作り方ですが、ただ単に料理を作る工程を教えるだけではなく
容器の内側にバターを塗ってグラニュー糖をかける理由や、メレンゲを作成する細かなコツなど
この工程で、なぜこの作業が必要で、その結果どうなるのかを一つ一つを理由をもって丁寧に教えていただけます。
それも実際にお店を経営するオーナーシェフの方から直接目の前で説明していただけるので、話の説得力がちがいます。

ですので中学生も一生懸命、メモを取りながら真剣に作り方を習っていました。

このように理論的に覚える事で、他の料理などでも応用が出来るようになります。



そして今度は、実際に自分達でスフレバニーユを作成します。
先程、先生から作り方からコツまで、丁寧に教えていただいていますので、自分から動いて考えながらつくる事が出来ます。


説明が遅れましたが、スフレバニーユとはオーブンで焼き上げた直後は、ふわっふわなのですが時間とともにしぼんでしまうお菓子です。
ですので、焼き上げた直後のあつあつで、ふわっふわの状態のものにソースをかけて食べるあたたかいスイーツです。
その理由からケーキ店では食べれないもので、この機会にと皆さんにつくって食べていただきました。

試食になると、皆さん「わぁ~」と今まで食べた事のない食感と味に驚かれていました。

このようなに本格的な体験教室だったので、驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか

本校パティシエ科での実習では毎回このようにプロの方から学びます。
パティシエ科の生徒も、「自分がつくったお菓子をおいしいと笑顔で食べてもらえる事がうれしくってどんどんお菓子つくりが好きになった」という方がたくさんいます。
職業としてパティシエを目指す方、趣味としてお菓子作りを習いながら将来を考えたい方など、色々な方が向陽高校のパティシエ科にいます。
いずれも「人の笑顔に立ち会える」事を学びながら高校生活を過ごします。
今回の体験を通して、本校のパティシエ科に興味を持った方がいらっしゃったらうれしく思います。

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