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講師インタビュー

言語療法学科(ST)講師インタビュー

安藤隆一先生

言語療法学科 安藤隆一先生 Teachers Voice

言語聴覚士としての専門分野は何ですか?

言語聴覚士という資格が創設当初に取得した為、色んな分野を経験してきました。特に専門分野はありませんが、しいて言えば成人の「構音障がい」や「失語症」です。

言語聴覚士になられたキッカケはなんですか?

私は4年制大学の経済学部を卒業して、社会人として鹿児島生協で働いていました。
 経済学部で勉強しましたが、実は在学中から、勉強すればする程「人がお金の損得勘定だけで動くこと」に空しさを感じていて、「経済ってなんてつまらないんだろう」と思っていました。就職活動では、「生協なら“安心・安全”がモットーだから、そんな事だけを考えて仕事できるのではないか」・・・という気持ちで入社を決めました。
 でも、仕事ですから当然なのですが、「売上」とか「ロス」とか、そういう事を常に考えていかなければならず、お金の損得勘定に嫌気が指していた私は、仕事に一層空しさを感じるようになっていました。

 そんな時、弟が理学療法士を目指していると知り、私も段々と興味を持つようになりました。「医療系の仕事ならお金の損得ではなく、人の役に立つことが仕事なんだ!なんて素晴らしいんだ!」と思いました。
生協に入社してからまだ半年しか経っていませんでしたが、悩んだ末、一念発起して医療系の仕事に方向転換しようと心に決めました。

半年ほど猛勉強し、熊本リハビリテーション学院の作業療法学科と、長崎リハビリテーション学院の言語療法学科に合格しましたが、結局言語聴覚士の道を選びました。
言語聴覚士は当時はまだあまり知られていなかったので不安でしたが、私自身が中学校・高校・大学時代に放送部に所属していて、南日本放送でアルバイトしていた経験などがあったので、「言葉の魅力」を知っていたことが気持ちを後押ししたんでしょうね。

実際に入学されていかがでしたか?

やはり、言語聴覚士を選んでよかったと思いました。
勉強が頭にすんなり入ってきましたね。
「今学んでいることが将来患者様のためになる」という目的も明確でしたし、知識が面白いほど頭に入ってきたのを覚えています。
ビジネスマンとして働くより、私にはやはり医療が向いているんだと改めて思いましたね。

言語聴覚士として働いてよかったと思えるエピソードがあれば教えて下さい。

卒業して、国立療養所長崎病院のリハビリテーション課や独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター(旧国立長崎中央病院)や慈恵病院に行きました。

一番初めの患者様は、中枢性の障がいだったのですが、懸命にリハビリをしても100%完治する事はない症状でした。うまく話せないながらも、退院する時にロビーで「ありがとうね」と言っていただけた時は嬉しかったです。
言葉に障がいがあるからこそ、その一言はすごく重いと思いました。
この仕事を選んでよかったと思った瞬間でした。

言語聴覚士として働いていてご苦労されてこと、辛かったことはありましたか?

言語聴覚士は病院に先輩がいませんでしたから、全て自分で考えて、手探りでやって行く感じでした。
当時は、言語聴覚士という言葉を聞いた事がない人が多かったでしょうし、実際、言語聴覚士はごくわずかしかいませんでしたから。
ですから、ドクターや看護師さんと連携しながらリハビリテーションを組み立てていくしかなかったのですが、・・・やはりそこが苦労しましたね。

長崎リハビリテーション学院でどのような教育を目指しておられますか?

私が言語聴覚士になった頃は、言語聴覚士自体がいなくて、身分も不確定でした。勉強するための教科書も少ない、資格をとっても就職があるかどうかも分からないような状況です。ですから、今の学生さんは随分環境がよくなってきて、恵まれていると思いますね。

折角恵まれている状況で勉強するなら、やっぱり楽しんで勉強してほしい。
いつもそう考えて教えています。

専門知識をしっかり身に付ける事はもちろんですが、言語聴覚士として働くには、知識だけの頭でっかちではダメです。でも逆に「人情味」だけでもダメです。どちらかだけだと、現実をしっかり捉えることができません。私が教育の中で目指しているのは、その二つのバランスがしっかりとれている言語聴覚士を育てることです。

これから言語聴覚士を目指す方、その保護者の方へ一言メッセージをお願いします。

ただ単に資格がほしい・・・というだけではいけません。本気で言語聴覚士になりたいと思わなければ、勉強し続けるのは難しいと思います。
でも、本気で思ってくれたら、私も学院の先生方も全力でそのお手伝いをします。

保護者の方も、ご本人の覚悟を確認しながら、意思を尊重して決めていただければと思います。大切なお子様の人生ですから、この機会にご本人にしっかりと考えてほしいと思います。

保護者面談もしていますので、二人三脚、いやご本人を含めて三人四脚で頑張っていける体制作りをしています。入学された際には、ご安心して私達に任せて下さい。

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